練習してるのに「上手くいく人」と「そうでない人」がいる理由。【ボイストレーニング】

ボイトレをやり始めて「上手くいく人」と「そうでない人」がいます。

この差は、才能が無いとか、根性が足りないとか、そんな話ではなく基礎練習とうまく付き合えてるか?という部分が大きく関係しています。

「続けれない人」と「続けれる人」の思考

基礎練習が続かない人

基礎練習って地味で退屈。ぜんぜんやる気が出ない。

ボイトレに限らずよく耳にするやつですね。笑

あと意外にも、

めんどくさくて退屈だけど、基礎練習は初心者にとって必要なものだからお尻に鞭打って頑張るのだ!

という真面目な方も、すぐ伸び悩んでしまい ↑ の人たちと同じサイクルに陥るパターンをよく見かけます。

どちらのパターンも共通して

  • 基礎練習はやらなきゃいけない物だ!という意識を持ってる
  • でも基礎練習にはあまり価値を実感してない(おもしろくない)

って状態をぐるぐるしてるんですよね。

基礎練習が続いちゃう人

勘の良い方はもう予想がついてるかもしれません(笑)

ボイトレでうまくいく人たちって、

基礎練習=やりがいがあって楽しいもの

と感じてるんですよね。 

(続かない人からすれば「それが出来れば苦労しないんだよ!💢」って話ですw)

分岐点

なぜ練習を上手く続けられる人と、そうでない人が生まれるのか。

そこには「誰を喜ばせるために基礎練習をやってるのか?」という点が大きく関係しています。

ちょっと抽象的すぎるので、少しずつ解説していきますね。

知ってほしい前提知識「基礎練習の役割」

まず、整備された基礎練習には「初心者でもノウハウを実感しやすい」といったトライアル的な要素があります。

ただそれ以外にも

  • 自覚してなかった問題をあぶり出す力がある
  • 発覚した問題の対応策となる動きが含まれる
  • 前回と比べ、どの程度改善したかを測る指標としての役割がある

などの要素が備わっているのですよね。(めちゃくちゃ万能なモノサシ&体に負荷の少ない治療薬みたいなものです)

まずは上記のような、正しい効果を持つ基礎練習たちを使えてる、ということが大前提になります。

「自分の為にやってる」上手くいく人

練習を継続できる&成長に繋がっちゃう人たちは、

  • 気づけなかった自身の問題に出会えたことが嬉しい。
  • 問題の原因と対応策が知れて、その上で試せる事が楽しい。
  • 大きな問題が小分けになって、一個ずつ片付いていく事が嬉しい。
  • 前までと自分のスペックが変わっていくことが嬉しい。

こんな思考サイクルの中で基礎練習と向き合ってるので、そりゃやる度に発見(ご褒美)だらけで楽しいし、何度でも繰り返したくなっちゃうんですよね!

そして、この人達に共通する特徴は「変化の比較対象は過去の自分である」という点。

何か発見する度に、自分という生物が前回よりもレベルアップした事をただただ楽しんでるだけなんです。

「他人の為にやってる」上手くいかない人

これに対して行き詰まっちゃう人は、

  • 今まで気づかなかった自身の問題に出会えた。
  • 問題の原因と対応策が知れて、その上で試せる。
  • 大きな問題を小分けにして、一個ずつ片付いていく。
  • 前までの自分とスペックが変わった。

など、上手くいく人たちと同じ現象を体験していても、

これらの感想の後ろにいつも~でも、これじゃまだ合格ラインに届いてない(泣)という、謎の不合格判定を下しているんですよね。

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・これまで意識できなかった問題に目を向けられた。
・同じところで失敗した自分に気付けた。
・以前と比べて、少しだけ練習の負荷が減った。

事実だけを見れば、間違いなく過去の自分より生物レベルで成長してるんです。

でも、それを上回るくらい「これじゃ何の足しにもならない。歌に使えなきゃ意味がない…」という思考が飛び込んできて、ガッカリした気持ちになり、フットワークも重くなってしまいます。

(そして自分の期待を叶えてくれない基礎練習からは足が遠退いていく…)

さて、なぜこんなにもガッカリしちゃうのでしょう?

なぜ「これじゃ意味がない」と思うのか?

“刷り込み” が反応してるから

これらのサイクルは

これくらいまで出来ておかなきゃ、自分には価値がない

という価値観が強く反応してしまったことで起きています。

・カラオケで褒められたい
・音痴だと知られたくない
・お金持ちだと思われたい
・異性にモテたい
・尊敬されたい

これらの願望はすべて「他人からの目線」を元にして生まれたものなんですよね。

つまり、基礎練習で自身に変化を感じても楽しむモチベは湧いてこない人って、

自分が変化したか?ではなく

「(架空の誰かが)認めてくれる(ような気がする)ラインに到達したか?

を合格基準にしているんです。

なぜそんな思考になっちゃうの?

だいたいの原因が、過去に手に入れてしまった偏見(マイルール)によるもの

  • 男とは〇〇というものだ。
  • 女性は△△であるべき。
  • 幸せになるためには☆☆すべき。
  • 生きてるなら△△でなければならない。
  • ◇◇の前では◯◯しておかなければ。 他多数…

このような何かしらのマイルール達が、自身の行動指標になってるのです。

ちなみにこれらのマイルールはだいたい矛盾だらけだったりします。

しかし、これまでの自分を形成してきたルールなだけに、その矛盾点に触れてこようとする事象に出会うと、自己を否定される恐怖から激しく感情が揺れたりします(恥ずかしい、悔しい、悲しい、イライラなど)

このマイルール達は「その昔遭遇したショッキングな出来事から、当時の自分の心を守ってくれた鉄壁の防御壁」だったのですが、そのなごりが、そこまで防御する必要もないような目の前のでき事にさえ、脊髄反射で過剰に反応しちゃってるのですよね。

ここらへんの話は書ききれないのでまたいつか!(笑)

気になる人はCBT(認知行動療法)、スキーマ(認知の歪み)、AC(アダルトチルドレン)あたりの単語で検索かけてみると、ちょっとだけキッカケになるかも知れません~!どうか良い出会いよあれ!

「認めてもらいたい」は悪いこと?

悪い事じゃないです。

でも認めてもらうために頑張る」って行為はキケンだったりします。

持続可能な活動じゃないとキケン

最近流行りの、持続化可能な開発目標(SDGs)ってヤツですね!(笑)

「いつかあのレベルに到達したら、人にも認めてもらえて、楽しくなるはず」
    ↓
じゃぁ、到達するまでの経験値上げはどうやって継続させるの?
到達できないストレスに反応しすぎ&余裕が無くなってなおさら継続が難しくなってるのに?

だからこそ継続には、一人でやってる時間が既に楽しい→またやっちゃう」ってサイクルから生まれるエネルギーを使いたいんですよね。

自分の中から生まれ続けるエネルギーなので、ムラはあれど実質無限です。

心の栄養補給を「他人の反応」に頼るのはキケン

これを活動エネルギーの主力にし続けるのはちょっとリスキー。

「誰かが喜んでくれたり、褒めてくれるのは嬉しい!それを活力に頑張る。」

こういうセリフをどこかで聞いたことあるかもしれません。

でもこれ、相手の反応が期待してたものと違ったら、あれ?っと肩透かしを喰らい、エネルギーを貰えないんですよね。

ちなみにこれが行き過ぎると

せっかく◯◯してあげたのに!!なんて失礼なやつ!

って依存体質になり、上手くいかない負のループに入っちゃう人もいます。

自分自身の興味が日々あちこちに飛ぶように、時代、環境、受け手次第で、いくらでもモノの価値は変動します。

  • 子供の頃は足が速いとモテたけど、大人になると足が速くてモテることは少なくなり、容姿・収入・性格などで判断される(ことが多い)
  • 子供の頃は大人っぽい方がモテたけど、年をとるにつれ、若く見えることに価値が出てきた(ことが多い)

時代(時間)と環境の変化によって、大きかった需要の受け皿が小さくなっていったステータス達の例です。霞のようなものですね。

他人の主観はコントロール出来ないのだから、そこに生まれる感情を自分のエネルギー源にしようとするのはとても不安定で現実的じゃないんですよね。

例外OKパターン

このパターンはOKだよ!ってのがあって、

自己満足で楽しみまくった結果、収まりきらず溢れ出たエネルギーをまわりの誰かがありがたがってくれたパターン

です。

あくまで、自分自身のサイクルによって「練習を継続できる最低限のエネルギー」は確保されており、

尚且つ、勝手に溢れ出たエネルギーを勝手に拾って勝手に喜んでくれた人が、自分じゃ手に入らないようなエネルギーをくれる状況。

これならエネルギーの収支が逆転することは無いので全然問題ありません!

逆に、自分のわずかな貯蓄(エネルギー)を切り崩してでも「まわりに喜んでもらおう!それが自分の価値だから!」と無理をすれば、限りある貯蓄はあっという間に底をついてしまうので要注意です。何より自分を大事にね。

おわりに

今日は、

「地味な練習で発見してくの楽しい!また明日もやろ!」ってサイクルを感じれない人は、↑ で話したどこかのポイントで躓いてるかもね。

ってお話でした。

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きちんとした基礎練習を知らないせいで楽しめてないのか
自分の為に練習してなかったせいで苦しめられてるのか

読みながら、思い当たる部分はありましたか?

ちなみに僕は、

「あの人に比べて下手って言われた…。うぅ…確かに。でもあの人も自分も同じ人間なんだからやってやれないことはないはずだ。ちくしょーーうすげーなーーあの人ーー!!」

と、他人の目線と憧れから動き出したボーイでした(笑)

スタートの動機は別にこれでも全然良いんです。

途中で、変化してく自分を楽しめちゃう状態にシフトできれば勝ったも同然です!効果は出続けます。

逆に、

着実に変化してるのに、理想像や憧れとのギャップに足を取られて焦っちゃう人は、一度しっかり向き合ってみたほうが、たぶん幸せになれる確率がかなり上がります。

本気で自分も変わりたいのに、どうしても一人じゃ上手くいかない…、って方はご相談お待ちしてます~!では!

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