効率UP!まずはミックスボイス練習法の「誤解」を解こう。

どうもお久しぶりです、にっとですm(_ _)m

今回は、「練習方法によって変わるミックスボイスの修得スピード」についてお話していこうと思います。

ボイトレは筋トレ?

いいえ、神経開発(支配)がメインです。

何ヶ月もボイトレをしてるのにまったく変化・成長がない…。
そんな時、自分の練習が「喉と時間を消耗するだけの筋トレ」になっていないか注意してみて下さい。

ボイトレ(特にミックス練習)では「喉の筋肉量を増加させる事(筋トレ)」よりも「筋肉本来の力を正しく使う事」を重視できるかで成長スピードが大きく変わります。

ミックストレーニングの特徴

「未使用だった筋肉&神経」を活性化させる作業

生徒さんらの中でも「特に多かった症状(パターン)」を例に、ミックストレーニングの流れをご紹介していきます。

shinkei_1
  1. いくつかの神経回路が使われていない為、高い声の出し方も「弱々しい裏声」という選択肢しか持っていない状態。(高音になると声がひっくり返るetc…)
  2. ミックスボイス時に必要となる神経に刺激を与え、新しい選択肢(発声)を「開通させる」ことが必要。
  3. 余計な信号(力み等..)を含ませない「ピンポイントな刺激を与えるトレーニング」を選別&処方する。
  4. 刺激(信号)を与え続けたことにより、未使用だった神経&筋肉に信号が流れ始める
  5. 使用頻度が高い神経ほど、信号の伝達スピード&量が向上していく」という性質を利用し、眠っていた「ミックスボイスに必要な筋肉」をどんどん稼働させていく。
  6. 他の筋肉と同じレベルまで筋肉が稼働しはじめると「低音から高音まで一本に繋がった発声(ミックスボイス)」へと変化していく。
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このように筋トレのような

「筋肉の破壊&再生 → パワーUP!」

が目的なのではなく、

未使用だった神経&筋肉を開発する(眠りから起こす) → 機能向上!」

を目的としたトレーニングこそがミックスボイスの開発にはとても大切なのです。

じゃあ筋肉は増やさなくていいの?

「Yes」でもあり「No」でもあります。

筋肉量の多さは「パワフルな声」に繋がります。

しかし、あくまでそれは「元から備わっている筋肉を100%使えている状態の人」が目指す「更にその先」のお話。

例をあげるなら、

  • 野球をやっていた人とそうでない人の「投げたボールの飛距離やスピード」
  • ピアノを習っていた人とそうでない人の「演奏中の精度やスタミナ」

同じような体格であっても、関連する神経&筋肉を「使っていた人」と「使っていなかった人」では結果にも大きな差が生まれます。

自分より高い声を出せる人が、みんな自分より首が太いなんてことはありません。

まずは「備わっているものを使えるようにする」という事を優先していきましょう。

使用頻度が高い筋肉から順に、筋肉量は増えていきます!

「質」と「量」

勉強やスポーツ、そして歌(ボイトレ)の世界には、大きく分けて2種類のトレーニング論が存在します。

  • 「限界まで数をこなせばなんとかなる!質より量!」という考え。
  • 「きちんと効率を考えて無駄な労力&時間は減らすべき!量より質!」

というもの。

近年では、武道やスポーツの世界でも理論を重視した「>量」のトレーニングが多く用いられ、「質<」のトレーニングを”劣っている”と考える人も増えてきました。

しかし、

実際はそれぞれのトレーニングごとに「押さえるべき重要なポイント」がある為、どちらかが欠けたり、練習の手順を勘違いしていると上手く良い結果には繋がりません。

ボイトレで言うならば

  • 神経・筋肉の活性化を目的とした「数をこなすトレーニング(質<)」
  • その練習量を可能にする「声帯へのダメージも少ない、理論に沿ったトレーニング(>量)」

 

この2つを両立させることが現状、一番効率的な練習法だと考えられます。

「VoiceerF Method」というボイトレ。

練習中に注意すること

無闇な大きな声よりも、弱々しく小さい声の方が効果高。

いくつかの「ルール」を知っていると、普段のトレーニングもより効果的なものになります。

  • どんな声を出しても必ず喉は消耗(炎症)する。
  • 練習時間と声のボリュームが増えるほど、喉の消耗(炎症)も加速する。
  • 炎症時は、喉のパフォーマンスも練習の効率も下がる。
  • 使用回数が少ない神経&筋肉は発達しづらい。

そして特に意識するのがこの2つ。

  • 適切なトレーニングであれば、炎症の起きづらい「弱々しい声」であっても神経&筋肉へ信号は送られる。(長時間の練習が可能)
  • 適切でないトレーニングだと、パワフルな声であろうと、弱々しい声であろうと信号は送られない

ということ。

練習をしているのに何故か上手くいかない人。

今の練習方法に不安を抱えている人。

ぜひ一度、上記のポイントと自分の練習内容を見比べてみてください!

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